当院の特徴は鍼先をツボに当てた際に鈍く重いズーンとしたひびき感覚が生じる筋膜鍼(Verum Acupuncture)です。

使用する鍼はすべて直径0.20〜0.30mmのたいへん細い日本製ディスポーザブル鍼です。

鍼研究会であるSociety for Acupuncture Research (SAR)の年次集会などで発表された鍼の作用メカニズム研究、大規模臨床研究やシステマチックレビューを参考に、解剖学に基づいた質の高い鍼を行うよう努めています。

施術にはおよそ60分前後の時間がかかります。

特に筋膜鍼を試してほしい症状

① 関節のこわばりや痛み
② 脊柱管狭窄症による腰や太腿の痛みやしびれ
③原因不明の肛門痛

申し訳ないほどよくならないケースもありますが、改善傾向を示す患者さんが多い印象があります。

筋膜の消炎鎮痛を促進

図右 腰の例:触診やエコーでどの筋膜部位に痛みが生じているのかを確認し、鍼で消炎鎮痛を促します。発痛部位(トリガーポイント)をピンポイントで狙えるのが特徴です。

超音波(エコー)の有効活用

初診時に危険部位、動脈硬化の度合い、などを超音波(エコー)で観察します。

危険部位への施術はできるだけ避け、必要に応じてエコーガイド下で行います。

Steccoら*によれば慢性の肩こりを持つグループでは原因となる筋付着部の筋膜が肩こりのないグループに比べて厚いことが報告されていますが、この筋膜の炎症による軽度の腫脹=痛みの発生部位(トリガーポイント)と捉え、痛み発生部位が触診で分かりづらい場合にもエコーを使用します。

*Stecco et al. Ultrasonography in myofascial neck pain: randomized clinical trial for diagnosis and follow-up.

Surgical and Radiologic Anatomy April 2014, Volume 36, Issue 3, pp 243–253

科学的根拠に基づいた筋膜へのアプローチ

1997年にアメリカ国立衛生局(NIH) 鍼のコンセンサス形成会議が行われて以降、専門家らによる作用メカニズム研究が盛んに行われ、末梢結合組織や中枢神経系での変化が鍼灸の効果に重要な働きをしていることが分かってきています。

当院ではこれらの研究所見を基盤として筋膜にアプローチする筋膜鍼を提供しています。

(Cytoskeletal remodeling of connective tissue fibroblasts in response to static stretch is dependent on matrix material properties. Rosalyn D Abbott, et al. Journal of cellular physiology. 2012.から引用)

(Mechanical signaling through connective tissue: a mechanism for the therapeutic effect of acupuncture. HELENE M. LANGEVIN, et al. The FASEB Journal. 2001.から引用)

指圧と鍼 ¥6,000

全身のこりを指圧またはエコーで見つけ、使い捨ての鍼を挿してこりに鍼先を当て、低周波を通電します。こりや痛みを和らげる効果が期待できます。

鍼のみ(全身)  ¥4,200

全身のこりを触診またはエコーで見つけ、使い捨ての鍼を挿してこりに鍼先を当て、低周波を通電します。こりや痛みを和らげる効果が期待できます。

鍼のみ(1局所) ¥1,580

(初回は¥4,200です)

慢性の腰痛、肩こり、五十肩、変形性膝関節症、座骨神経痛、首の痛みに対して、痛みやこりの部位に1〜10数本の鍼を挿し、低周波を通電します。

痛みに敏感な方にはシャム鍼(Sham Acupuncture )をおすすめしています。

鍼研究の分野では一般に「伝統的な経穴または経絡上に比較的深く挿してズシリとしたひびきを生じさせるスタイル」をベーラム鍼(Verum Acupuncture)、「経穴や経穴以外の部位に浅く挿してひびきを生じさせないスタイル」をシャム鍼(Sham Acupuncture)としている文献が多いです。まだこれらの呼び方について定義は明瞭になされていませんが、過去にドイツで行われたGERAC試験ではベーラム鍼とシャム鍼はどちらも従来療法単独よりも腰などの痛みの緩和に有効であることが示されました。

研究者の間では線維筋痛症に対する施術はむしろシャム鍼による治療の方が高い有効性が得られるのではないかという意見もあるようです。これらの理由から痛みに敏感な方にはこのシャム鍼(Sham Acupuncture )をおすすめしています。

表在鍼(Superficial Acupuncture)といった方が正確かもしれません。

使用する鍼は鍼先が皮下筋膜の深さに当たるように設計されているパッチ鍼です。痛みはほとんど生じません。

痛みに敏感な方はおっしゃってください。

朝霧高原治療院

富士市石坂380-1

 ゴルヴァティーク1F

090-8502-0256 (予約制)