鍼の太さについて
富士市の筋膜鍼 朝霧高原治療院の田中です。
猛暑ですね。
鍼灸で使う針の太さについてお伝えする機会がありました。それがどのくらい細いのかほとんど知られていないために「ハリは痛そうで怖い」というイメージの一因となっているのではないかと思います。
よく「髪の毛と同じくらいの太さ」と表現されるのですが、病院で使う注射針との比較の方がイメージが掴みやすいのではないかと思います。
注射の針は太さをゲージで表し、数字が小さいものほど太く、数字が大きくなるほど細くなります。鍼灸の針はゲージではなく「番手」で表し、番手の数字が大きくなるほど太くなります。
当院で今使っているものは3番〜8番鍼(直径0.20㎜〜0.30㎜、注射針でいうと33〜32ゲージ)でインスリン自己注射で使う針と大体同じ太さです。
ちなみに採血針は22〜21ゲージ(0.72〜0.81㎜)、点滴の針が23ゲージ(0.64㎜)、予防注射の針が25ゲージ(0.51㎜)くらいです。
鍼灸で使う針の太さ、イメージ湧きましたでしょうか?
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