脳卒中に対する鍼【醒脳開竅法】

朝霧高原治療院の田中です。毎週金曜日は脳梗塞後のリハビリの鍼治療を一件済ませてからのスタートになります。脳梗塞の後遺症というと弛緩麻痺→痙性麻痺という感じですが、これに対する鍼、というのがあります。

これまでは麻痺に対して末梢神経を刺激して麻痺筋を動かす電気鍼をしていたのですが、これに加えて【醒脳開竅法】という脳梗塞に対する鍼の方法を加えてみることにしました。いくつか使うツボがあるのですが、内関なんてツボは普段あんまり使わないので、患者さんに鍼する前にまずは自分でツボチェックです。

内関というツボは前腕掌側の手首の線から少し近位に戻ったところにあるツボ。こんなところに針打つの?という感じ。
エコーで見てみる
ここに正中神経(断面)
こっちは縦の線。左側が肘、右側が手首。
こうしてみると鍼の深さは10ミリ位が妥当かな。

で、挿してみた。
うん、ひびく。痛くない。

という感じで、気になるところはまず大体自分で鍼してみてから患者さんに鍼しています。

醒脳開竅法、果たして効くか?

質の高い鍼灸をすべての人に 朝霧高原治療院 鍼灸|富士市 石坂

西富士道路広見I.Cから車で5分、広見児童館南側  厚生労働大臣免許第119017号 ウェブサイト最終更新日 令和7年4月29日

0コメント

  • 1000 / 1000