不妊治療と鍼灸の最新論文

富士市の筋膜鍼 朝霧高原治療院の田中です。

スウェーデンのヨーテボリ大学が行ってきた女性不妊の原因の大部分を占めるといわれている多嚢胞生卵巣症候群(PCOS)研究。去年報告されたチャイナでの多施設大規模臨床研究の後とあってかチャイナとスウェーデンの共同研究的な色合いになってきたような印象があります。さて。

最近新しい報告がありました。
これです。
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/m/pubmed/29535146/?i=14&from=acupuncture#fft

PCOSにメトグルコがよさそうというのはなんとなく分かったんですが、この分野への鍼灸の作用メカニズムについては抄録には書かれていませんでした。このグループの研究は今後もフォローしていきます。

抄録
プロゲステロンシグナル伝達は子宮内膜機能不全や多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)に関連がある。ここで我々はPCOS様ラットの子宮でのエストロゲン受容体の発現増加と並行したプロゲステロン受容体(PGR)AとBの発現増加を初めて報告する。着床前後のPCOS様ラットでのPGR標的遺伝子発現の異常は子宮P4抵抗性の発症の一因となるFkbp52 と Ncoa2のふたつの遺伝子発現の調節不全とオーバーラップする。PCOS状態の子宮P4シグナル伝達経路の調節へのメトフォルミンの効果に関するIn vivo と in vitroの研究はメトフォルミンがPGRを介した子宮での着床を依存的あるいは非依存的に標的とする複数の遺伝子の調節を伴いPGRやERの発現を直接的に阻害することを示した。機能上、メトフォルミン治療は受精卵の着床を伴うPCOS様ラットの細胞特異的なPGRやER、そしていくつかのPGR標的遺伝子の異常な発現を正す。さらに我々はPCOS様ラットの子宮でメトフォルミンがどのようにPGRに関連したMAPK/ERK/p38 シグナル伝達経路の調節に寄与するのかについて記述した。我々のデータはPCOS状況下の子宮P4シグナル伝達分子を調節するかについて新しい見識を提供する。

参考になったので添付します。
https://medicalpark-shonan.com/pdf/ronbun-2017.pdf


しつこい慢性のこり、痛みに 朝霧高原治療院 鍼灸

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