がんに対する鍼灸の進歩と安全性の懸念 その3
こんばんは。朝霧高原治療院の田中です。今日は一日中かなり充実していました。鍼三昧です。そういうわけで論文の続きを読む時間はなかったのですが、最後は化学療法で生じた好中球減少症に関する研究と、安全についての章があって終わりです。
ダナファーバーがん研究所のLuらは骨髄抑制を起こす化学療法中の21名の卵巣がん患者に2サイクルめの化学療法が始まる1週間前から週2〜3回の鍼と偽鍼を10回行って白血球数と好中球絶対数に対する鍼の効果についてパイロット研究を行った。
3サイクルめの初日の平均白血球の値は鍼を行った群では比較対照群より有意に高かった(8600 cells/μL, range: 4800–12,000 versus 4400 cell/μL, range: 2300–10,000) (p = 0.046)。グレード2〜4(白血球数が1,500未満)の白血球減少は鍼の群では偽鍼の群より少なかった。まとめとして鍼は白血球数を増加させ、白血球減少症のひどさを改善させると結論づけられた。これ↓
今日はもう遅いのでここまで。
また明日。
↑ ひとつ200g の玄米入りライスボールを作りました。お弁当用。
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