目のかゆみに睛明

朝霧高原治療院の田中です。子供の頃からこの時期になると目のかゆみ、くしゃみ、鼻水、鼻詰まりに悩まされてきました。原因はカモガヤ、ブタクサ、牧草です。今年は新型コロナの流行のため、みんなくしゃみや鼻水なんかにとても敏感になっていると思われ、花粉症持ちの人にとってもなかなか大変な年です。

鍼灸古典の鍼灸聚英には目の内側にある睛明というツボが目のかゆみに効く、と書かれているのでどのくらい効くのか、実際に試してみました。使った鍼は太さ0.12mm。かなり細い鍼でこんなところに打っても痛みは全然ありませんでした。

驚いたことにここに鍼している間は目のかゆみを忘れていられました。抜いてしまうとしばらくしてまたかゆみが出てきます。不思議でした。

目を覆う膜、および赤くなる痛みが目頭から始ま るならば、睛明と攅竹を刺して太陽の熱を排出する。

とあります。

攅竹は眉毛の付け根のツボで、こちらはくしゃみに効く、と書かれています。

今日はもう遅いので休んで、明日あたり、時間があったら自分で両方のツボに鍼してみたいと思います。

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